よくその店の前は通っていたし、名前も知っていたので
ラジオで聞いたときは
「へー」
と思った。
たまに肉が食べたいし、
でも、もともとおいしいと評判の店。
ラジオなんかに出た日には混んでいて
一人客なんて座れないかもしれないな、と
だめもとで行きました。
混んでいた。
でもちゃんと座れましたよ。
というわけで『芝』へ。
このお店、サラダの作り方が独特。
目の前で、氷の入ったガラスボウルの中に
巨大なずんどう鍋が入っていて
それをぐるんぐるんまわしながら…
ドレッシングが高いところから
白くて綺麗なラインを描いて、するすると鍋の中に吸い込まれていく。
その間も鍋はぐるんぐるん回っているし。
お皿はきりりと冷えていて
かわいい店員さんが、オーダーごとに目の前で作ってくれるのが嬉しい。
そして、とてもおいしい。
ボリュームも、なかなかのもの。
ご飯とみそ汁、そしてドリンクまでつきます。
ご飯は八穀米をオーダー。
ハンバーグ、つけあわせまできれいにいただきました。
ご飯も残さず。
デザートまでつきます。クレームブリュレ。
ジャスミンティーも来ましたよ。
ここは基本がセットメニューなのです。
たらふく食べて、1360円也。
ひさしぶりに喉の奥まで胃になりました。
ここは店員さんがものすごくプロフェショナルで…
そして別にハンバーグ屋だからというわけではないのだろうけれど
(オムライスもあるしね)
すごくいい意味で働いている人たちの肉付きがいい。
かわいいし、健康的だし、それでいて腰周りにきゅっと白いエプロンを巻いているから
ある意味ものすごくエロティックだと思う。
そしてきびきび働いている。
頬がピンク色でにこにこ働いている人たちを見て
ぽーっとなり、こういうのを見ていると
とにかく細い方がいいとかいう価値観がばかばかしくすらなってくる。
肉を食べると、ちょっとだけ自分が動物に近くなる気がします。
このぎらぎらした感じ…忘れないでいよう。
体にもっと力を、と思いました。