風邪の効用
野口 晴哉 / / 筑摩書房
熱とかお腹を下す…というのはそれなりの理由があってそういう現象が起こるわけなので
薬で止めすぎても、身体の自然の作用を邪魔してしまいかもしれないな、と
最近は、そのあたりをちょっと見極めてから薬を飲むことにしています。
昨日の夜は、まず身体を温めてほぐすこと、と思い
お風呂にしっかり入りました。
そしてコップ1杯の水を
「まず口にひとくち含み、それは一旦吐き出して、次からちょっとずつ飲む」
というやり方で飲み寝たところ、
昨日の夜や朝方に咳で目が覚めてしまったのに比べると、
ぐっすり眠ることができました。
起きてからは、また咳が出てきたので
水分、水分!! とお茶を淹れて飲んでいます。
ちなみに本日のお茶は、上海で買った黄金桂。
特別契約の茶園で作った低農薬が売り(本当かどうかはちょっと怪しいですが)のお茶で
確かに農薬の使いすぎで味の変わってしまった廉価品(そういうのがあるの!!)と比べると
口あたりがまろやかで、安心して飲める気持ちになれるお茶です。
昨日買った、Afternoon tea のマグカップでいただきます。
そうそう、昨日この本を読んで出てきた
「皮膚には自浄作用があるのに、毎日ごしごし石けんで身体を洗うのは
毎日お通じがあるのに、さらに浣腸しているようなものだ」
というくだりは衝撃でした(笑)
私も皮膚常在菌の話を知ってから、洗いすぎは却って肌によくないかもしれないな、と
思ったり、実際冬場は乾燥するし、あんまりゴシゴシするのよそう…と思っていたので
妙に納得。
皮膚は呼吸器官でもあると同時に排泄器官でもある、というのも納得です。
面白いものです。
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