どうにもくそ暑い時期に仕込んだせいか、鹸化反応が急激に進みすぎたようです。
型入れするときには固まりすぎ!!!とあわてたものの
そのくせ型入れ後は、今度は固まらない(苦笑)
特に、オリーブオイルのみで作ったものはまだいいとして
アーモンドパウダーをたくさんいれた方は
型入れをして一ヶ月経つのに、下半分がゼリー状のまま。
これは固まること自体が望み薄かもしれません。
本来は、一週間ほど待てば
型の中で固まるので、すぐり切り分けて乾燥、という行程なのですが
こりゃあ厳しいね、ということで割り切って
とにかくカットしてしまえ!!
こちら比較的うまくいった、ラベンダー石けん。
見かけはチーズみたいです。
おいしそう(食えませんが)。
型入れするときに既にかなり固まっていたので
頭の部分はでこぼこです。
今回は、切った後で靴の箱に並べてみました。
うまく固まりきらない部分をまるめて、石けん玉を作りました。
石けん玉、かわいいじゃねえか(笑)ということで
失敗もまあ、たまにはあるさ。
今回の失敗で分かったことは
石けんの鹸化反応は、温度が高いとそれだけ進みやすいので
気温が高い方が向いている、と思いきや
高すぎてもだめだということがわかりました。
やっぱりじっくり時間をかけて
反応を進めるのがいいみたい。
だから逆に、少し肌寒いかしら? というくらいの
秋がいいのかもしれません。
ちなみに今は、作って一年ほど経った石けんを使っていますが
phもほどよいアルカリで、使用感がとてもマイルド。
なおかつよく乾燥して、身がきっちりしまった大変良い石けん。
保存料など一切使っていないけれど、
北海道は湿度もさほど高くないので、こういう楽しみ方もできるのかもしれません。