「お風呂に入っているときが一番危険です!
体温も高くなっている上に、水分を含んでいるところに入浴剤だのシャンプーだのを使って
化学物質を塗りこむのですから」
なんてことがうぞうぞと書いてある本を読む臨場感よ! ひー。
"『経皮毒』かまるごとわかる本"
でもこの本は、いたずらに「危険だ危険だ」と恐怖をあおる割には
内容が中途半端で、じゃあ具体的にみんなどうしたらいいのだ、
個人でできる範囲のことは何か、ということの掘り下げがいまいちだった。
ここまで言うなら、本の薦める安全な製品を作っている会社なり
製品なりを取り上げるまで踏み込んで欲しかったな。
それでも、私とは違う角度から
真剣に世の中のことや人の健康のことを心配している人が書いている本ではあるし
立ち読みして、気に入ったら買ってもいいと思うが
玄米食の基礎知識とかがない人が読んだら、ただひたすら恐いだろうな。
(玄米の皮は素晴らしい食物繊維なので、ある程度の毒は排出する手助けをしてくれるし
そういう逃げ道もありつつ、うまく妥協するところは妥協して
受け容れていかないと、この世界では生きていけなくなるよ)
私の場合は、髪も石けん洗髪で自分で作っているから添加物も加えようがないし
本日の入浴剤なんて、伯方の塩と富良野のラベンダーオイルだ。
椿オイルを髪に塗り、リンスはミツカンの純米酢。
思うに私の美容用品は、ほとんどを台所に由来している。
石けんだって元を正せば食用オリーブオイルだし。
食べることは、身体を作ることだし生命をつなぐもとだから
そうしたものをちょっとずつ…肌や皮膚をきれいにするために使うし
もちろん食べたりもする。
特別なことをやっているつもりはないけれど。
ひさしぶりに、風呂上りに昆布を鍋に張った水につけました。
これで明日の朝、美味しいスープを作って食べるのです。
昆布は海の野菜で、身体の掃除もしてくれる上に美味なので
本当に素晴らしいと思う。