獣医さんに診てもらって正解!
そして病院を変えて大正解だった。
ぐりの耳、ものすごく奥まで掃除してもらいました。
私の恋人に顔を抑えられつつ
細いはさみに脱脂綿をくるくる巻きつけたものを
耳の相当奥まで入れられて
かさこそされたら、私だって怖いだろうし
犬だったら暴れたり、逃げ出したりしても全然おかしくない状況にもかかわらず
ぐりはじーっと静かに耳を掃除されていた。
ぐりは偉いなあ。
診察結果の説明を受けるために、再び診察室に呼ばれたときも
ぐりは率先して入っていた。
診察の結果、ぐりの耳内ではある常在菌が異常増殖して
そのため耳垢が大量に出るし、かゆみもあるとのこと。
耳垢を外へ押し出す薬、かゆみ止め、耳クリーナーを処方してもらい
帰宅。
会計を待つ間、ぐりはずーっと私の恋人にだっこされていた。
(26kgもあるのに)
そして、二人してよく我慢したね、偉いね、まだ1歳にもならないのにね、と
ぐりをやたらと褒めて、うんと撫でた。
自宅に帰って、いかにぐりが素晴らしかったかということを手短に家族に伝え
その後私は恋人とハンバーグを食べに行ったのだが
ほぼすべての会話が
「ぐりは偉かったね」
「本当に偉かったね」
「ぐりは素晴らしい犬だね」
「本当に素晴らしいね」
に終始していた。
もうぐりがいかに病院で立派に振舞ったかという話で
ご飯を三杯くらいは食べられそうな勢いだ。
そんなわけで、ぐりは素晴らしい犬なのです。