昨日、コメント欄で質問をいただいた
「ナス科の植物って犬にどうなの?」
というご質問。
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情報源を見つけ、詳しく調べることができました。
きっと気になっておられる方もいると思うので
ここで記事にして、情報をシェアしようと思いマッスル。
まず、
「ジャガイモ、ナスなどのナス科の植物が関節炎に影響を及ぼす」
という説について。
まずはこちらをどうぞ(↓)
チルダーは自分の関節炎を治すために、
ナス科の食物を除去した食餌療法を考え出した。
彼の理論では、ある種の人々は、
ナス、トマト、ジャガイモ、コショウ、唐辛子、タバコ等に
含まれている低濃度のソラニンアルカロイドを長期間摂取すると、
関節の修復機能が障害されたり炎症が起きたりするという。
この理論は証明はされていないが、
関心がある人は2ヶ月程度ナス科の食物をすべて除去し、
その後再び食べて関節の症状に変化があるか様子をみるとよい。
またアレルギーにより関節炎が起きることがあるので、
血中IgG4抗体の測定などで食物アレルギーの存在が疑われた場合は、
やはり1、2ヶ月の間除去食を行なってみる 。
参照元:http://www.fureai.or.jp/~hcc/TX/osteo/diet.html
菊池クリニック
というわけで、「ナス科の植物が関節炎に影響する」とする説は確かに存在するものの
実のところははっきりしていない(=証明されていない)ということのようです。
さらに「ナス科の植物は関節炎の原因になる」とはどこにも書かれていません。
実はよくわかっていない、というのが現状のようです。
そして、ナス科の植物には「ソラニン」という物質が含まれており
コレがとにかく毒!!!的な記述がネット上では多いのですが
それについても調べてみました。
実際ナス科の植物には「アルカロイド系毒素のソラニン」が含まれています。
溶血性があり、頭痛、嘔吐、胃炎などを起こす物質なので
確かに恐ろしい(笑)
また、ソラニンに対する感受性はヒト>イヌ>ネコの順に耐性が高いデス。
ソラニンはジャガイモの芽や緑色になった部分や
トマトのヘタや葉の部分に特に多く含まれ、
種の部分にもやはり葉ほどではないにせよ含まれているようです。
もちろん、フツーに私たちが食べている身の部分にも
微量ながら含まれていますので
「毒」と言われる物質を、少量ですが取り込んでいるという話になります。
でもそこは、微量なので
体がうまく処理してくれている、ということです。
ジャガイモ全体には0.02%ほどのソラニンが含まれるため
体重50キロの人がフツーのメークインを中毒をおこすほど食べるには
一度に2.5kg食べる必要があるそうです。
じゃあ中毒を起こすまでわんこが食べるとしたら…30kgのぐりさんで
1.5kg食べないといけないかな?
普通だと、ちょっとありえない量です(笑)
またジャガイモに含まれるのはソラニンというステロイドに窒素原子が挿入され、
更に配糖体となったものデス。
すなわち、サポニンアルカロイドともいうべきプソイドアルカロイドで、
ソラニンにはサポニンに特有の溶血作用もある。
何のこっちゃ? ですが
かいつまんで言うと、「毒」と言われている物質である「ソラニン」には
サポニン特有の作用がみられ
血管についたコレステロールを除去したり、
血中脂質を低減させるはたらきもあるようだ、ということです。
つまり、量によっては「毒」にも「薬」にもなりえる物質を
ナス科の植物たちは含んでいるということです。
というわけで、むちゃ喰いしない範囲であれば問題ないでしょうし
心配な人は、無理にあげなくていいと思います。
もちろん、ジャガイモの芽の部分やトマトのヘタ部分は
「ソラニン」がたっぷりで
中毒を起こす量が含まれている可能性大ですから
食べないでください。
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