ぐりめしも、人めしも
私が担当の場合は昆布が基本となります。
辰巳芳子さんの著書『いのちをささえるスープ』を読むと
昆布は炊く1時間前から水につけておくとベストなのだそうですが
私はこのタイミングを合わせるのがなかなか面倒なので
水に昆布を入れて、一緒に野菜もいれちゃって
煮立てないあたりの温度をキープしつつ
じっくり炊きます。
あなたのために―いのちを支えるスープ
辰巳 芳子 / 文化出版局
ISBN : 4579208250
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(この本は、本物の上級者向け。英語のテキストでいうところのアドバンス。
書かれていること全部をやるのは難しいけれど、読み返すごとに
新しい発見がある素敵な実用書)
ぐりめしの準備をはじめると、ぐりさんがチェックしにやってきます。
はい、しっかり作ってますよ。
ぐりめしの基本は「あるもので作る」。
今朝はにんじん、ブロッコリー、サツマイモがありましたので入れました。
そこにささみと、細かく切ったしめじもプラス。
昆布もくつくつ、いい出汁が出てスープがきれいな出汁色になるころには
野菜も甘く良い加減に火が通っているというわけ。
ここのところ、北海道は寒いので
個人的には牛乳が恋しくなる季節です。
なので、ぐりさんにも牛乳をプラス。
更に主食として玄米を足しました(リゾット風)。
ちなみに私はいつも、この段階で味見しますが
塩は一切使っていない分
スープに溶け出ている出汁の味とコクがはっきりとわかります。
自分で言うのも何ですが、美味です。
ぐりめしを作りながら
私は食べ物本来の持つ力というか、滋味を毎日毎日体験しては
いちいち感動しています。
だから楽しいんだな、続くんだな。
ぐりめし作り。
相変わらず、食いつきのいいぐりさん。
何でも美味しそうに食べてくれます。感謝感謝。
ちなみにこれは、今朝の人めし。
3種のきのこを牛乳で煮たクリームスープです。
実は下に、玄米が隠れています。
みそ汁がスープに変わっただけの、いわゆる洋風猫まんま(笑)
これも本の通りにつくるとドライポルチーニ茸とか要るのですが
そんなもの家にはないし(笑)、本当は生クリーム入れてコクを出すのですが
朝からコンビニに買いにいくのは寒いし面倒なので牛乳で済ませちまいました。はっはっは。
普段のご飯はこれでいのです。
美味しいし、作るのも楽しいし。
愉しみが基本です。
何事もね。
ちなみにきのこのスープ、
昼にやってくるiさんにお出しする予定でしたが
思いのほか美味しくて、朝のうちに結構食べてしまったので(汗)
昼にはちょっと足りないかなあ。
これからまた、食休みして何か考えます。